のんびり、まったり千葉

郊外には豊かな田園と里山が広がり、気候は温暖、野菜や魚もたくさんとれる。
風景も人も、どこなく大らか。そんな素朴で飾らない千葉のいいトコロを紹介します。

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合鴨米、驚きの生命力

千葉県で無農薬・無化学肥料の合鴨米をつくっている川島さん。
合鴨米をつくりはじめたのは、ご自身の体調不良がきっかけでした。

川島さんは、千葉県の山武市で古くから農業を営むお家の5代目。

それまでは、トマトのハウス栽培などが中心だったそうですが、
ある日、原因不明の高熱で入院。

早くからフルーツトマトのような付加価値の高いトマトの栽培を始め、利益も上がっていましたが、以前から感じていた消毒の体への害や、農薬や化学肥料に頼る農業への不安から、無農薬・無化学肥料の合鴨農法への挑戦を決めたそうです。

川島さんが合鴨農法を始めたのは平成5年。
実はその年は大冷害で、お米は記録的な凶作になりました。
米不足のため、タイ米が店頭に並んだことを覚えていませんか? 
あの年だったのです。

合鴨米袋表
ところが!

驚いたことに合鴨農法のお米は、
冷害の影響を受けませんでした。



農薬や化学肥料を使うと田んぼ1反当たり約10俵(約600kg)ものお米がとれますが、その年の収穫は約1/10(約60kg)にまで落ち込みました。でも川島さんの田んぼでは1反で7俵(420kg)もの収穫があったのです。
※ 1反=300坪=約991平方メートル

合鴨米の苗合鴨農法では、
一つの田んぼに植える苗の数を
少なくしているので、
通常でも1反でとれるお米は420kgくらい。
冷害でもほとんど影響を
受けていないことになります。

合鴨米田んぼに植える苗の数を少なくするのは、
お米の生命力を引き出して、
農薬や化学肥料を使わなくても
病気に負けない稲を育てるためだそうです。
その分、収穫量は減り、手間もかかりますが、
生命力にあふれるお米ができます。

合鴨農法を始めた当初は、無農薬・無化学肥でお米を育てることと同じくらい、周囲の理解を得ることが難しかったと川島さんは言います。

合鴨農法を始めた平成5年頃は、ヘリコプターを使って田んぼに農薬を撒くことが一般的だったので、自分の田んぼを避けて農薬を撒いてもらい、周囲の田んぼの方には、農薬が飛散しないように手作業で撒いてもらうようにお願いしたそうです。

※現在はヘリコプターを使った農薬の散布は行われていません。
さらに、農薬を使用する際は、無農薬の田んぼにかからないようにするよう
行政からの指導も行われるようになったそうです。

川島さんは、ご自身が合鴨農法を始めたことを「“勝手なこと”を始めた」と言っていました。農家の方は地域で協力して農業をしています。自分の農法が良いことだという信念があっても、一人だけ違うことをするのは、周りに迷惑をかけるという意識があったといいます。

また、お米の販売にも苦労がありました。当時は特別栽培農産物として合鴨米の販売を始めましたが、まだインターネット販売も一般的ではなく、周辺の住宅街に、手書きのチラシを、一枚、一枚、配って歩きました。奥さんと一緒に1日に1000枚近くのチラシを配ったこともあったそうです。

その甲斐あって少しずつお客さんが増え、水田を泳ぐ合鴨の姿も話題になり、新聞やTVに取り上げられるようになりました。インターネット販売も始め、今では、川島さんの生命力あふれる合鴨米を食べているお客さんは、北海道から沖縄まで全国に広がっています。

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テーマ:ロハス&エコロジーライフ - ジャンル:ライフ

  1. 2009/05/21(木) 15:55:22|
  2. 合鴨米
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