のんびり、まったり千葉

郊外には豊かな田園と里山が広がり、気候は温暖、野菜や魚もたくさんとれる。
風景も人も、どこなく大らか。そんな素朴で飾らない千葉のいいトコロを紹介します。

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合鴨くんありがとう

稲穂が金色の絨毯のように広がる田んぼ…

稲の実り

今年は少し収穫が遅れているようですが、
川島自然農園の合鴨農法では、
自然に近い環境で十分な時間をかけて育てていきます。
8月から稲刈りが始まりる早場米が中心千葉では、
合鴨農法の田んぼは、なんとものんびりしいるように見えます。

出穂 稲穂
じつは、稲穂が出る時期になると合鴨くんたちの仕事は終わりです。
顔を出したばかりの柔らかい穂は合鴨くんたちの好物なので、
そのころになると合鴨くんたちは田んぼを卒業します。

ところが、
いちばん最後に開花したサリークイーンの田んぼで、
合鴨くんたちがのんびり日向ぼっこ!? 
なぜ…?
合鴨くんたち
川島さんに聞いてみたら、サリークイーンは茎が長いので、
合鴨くんたちのクチバシが届かず、ほとんど稲穂を食べられないそうです。
(少しは食べられちゃうこともあるそう…)
でも、ウンカという稲の害虫を食べてくれるので、
穂が出てからも合鴨くんを放しているのだそう。

川島さんは
「粗放農業のつもりが、だんだん惰農に近づいているような…」
な~んて話していましたが、

川島さんのモットーは、稲が本来持っている生命力を引き出すお米づくり!

農薬や化学肥料を使って、稲を過保護に育てるのでなく、
ちょっとくらい合鴨くんにお米を食べられちゃったって気にせずに
放任主義で、生きる力が強い元気なお米を育てています。


ところで、田んぼでの活躍が終わった合鴨くんたちのその後、
やっぱり、気になりますよね?
実は、合鴨くんたちは田んぼで仕事を終えると
私たち人間に食べられてしまう運命です。

体が大きく成長した合鴨は、
田植えをしたばかりの苗を倒したり、食べたりしてしまうので、
大人になった合鴨をずっと田んぼで飼っておくことは難しいのです。

田んぼで活躍してくれた合鴨くんたちを
食べるなんて、残酷、かわいそうと思う人も多いかもしれません。

働く合鴨くん2 働く合鴨くん

人間の都合で、繁殖させられ、田んぼに放され、食べられてしまう
合鴨たちについて、私も疑問を感じたこともありましたが、
田んぼの中を元気に動き回っていた合鴨くんたちの姿は、
スーパーに並んでいるパックのお肉を何の疑いもなく食べてきた私に、
生き物を食べるということの真実をほんのわずかだけれど、
教えてくれている気がします。

アイガモ農法の提唱者の一人である古野隆雄さんは、
アイガモを使った農法について、水田を一つの生態系と考えて、
そこで稲作と畜産(アイガモ)を一緒に行う試みと言っています。

水鳥を食べる習慣がある韓国から川島自然農園に視察に来た方は、
稲作よりもアイガモの生育の方に興味津々だったそうです。

合鴨くんは、安全でおいしいお米のために活躍するだけでなく、
体を張ってたくさんのことを私たちに教えてくれます。
合鴨くん、ありがとう。
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テーマ:ロハス&エコロジーライフ - ジャンル:ライフ

  1. 2009/09/28(月) 22:32:53|
  2. 合鴨米
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