のんびり、まったり千葉

郊外には豊かな田園と里山が広がり、気候は温暖、野菜や魚もたくさんとれる。
風景も人も、どこなく大らか。そんな素朴で飾らない千葉のいいトコロを紹介します。

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歴史的なちゃぶ台を囲んで

桜街道の下草刈りで汗を流した後は、お楽しみのお疲れさま会!
会場は、前回もおじゃましたお寺「西照院」。高台にあるので眺めも最高!
西照院本堂の写真 西照院からの眺望

本堂の隣にあるお家(?)で、今回もお疲れさま会です。
おばあちゃんの家のような懐かしい雰囲気の建物。
広々とした2間の奥には、キッチンとトイレがあります。
お疲れさま会会場写真 屋内写真

さあ、男の手料理の始まり!メインは焼き肉とカツオです!
こういう集まりが定期的にあると、腕のふるい甲斐があるでしょうね~。
手料理の写真 カツオのお刺身の写真
今回も、ちょうどカツオの季節!
今年のカツオはあまり大漁ではなかったようなのですが、
地元の方の目利きで、おいしいお刺身をいただきました。

お刺身に添えられた、笹の葉やお茶の葉(手前の葉っぱ)も、
庭先で採れるんだそうです。
山武市の川島自然農園さんの家でも、
庭にお茶を植えて、それを飲んでいと聞いたことがあります。
千葉でも庭先にお茶を植えるのは珍しくないみたいです。
皆さんが子供の頃には、お味噌もご家庭でつくっていたとか。
子供の頃は、手作りのお味噌を特にありがたいとは思わなかったそうですが、
今考えると、お茶もお味噌も手作りなんて、とっても贅沢。

新田野の地域の皆さんのほとんどが、お仕事を持ちながら、
先祖から受け継いだ畑や田んぼを守っています。
「畑もあり、海も近いので、お肉以外は買わなくていい!?」なんて冗談も。
でも、仕事や家事、育児の合間を縫って畑や田んぼを維持するのは、
私たちが想像するより大変なことじゃないかと思います。

この日は、
畑や庭先に出没するハクビシンやイノシシ、アライグマの苦労話題でも盛り上がっていました。
大変な事も笑い飛ばしてしまうのが、皆さんの頼もしいところ!

子供の頃の話にも花が咲いて、
竹ぼうきでホタルを捕って、蚊帳の中に放したという思い出話も!
(ホタルの群れの中で竹ぼうきを振り回すと、中にホタルが入るそうなんですが、
 ホタルが貴重な今では、ありえない捕獲法ですよね...

もちろん、翌朝起きてみたら蚊帳の中は
 ・
 ・
 ・
動かなくなった黒い虫でいっぱいです

今の子供たちにとってはアニメの中のようなことが、
ほんの数十年前の新田野の子供たちの日常だったんですね~。

6月10日~20日まで、いすみ鉄道でホタルウォッチングトレインが走っていましたが、
ここ新田野でも、今でも田んぼのそばでホタルを見ることができます。
新田野の近くの山田は、ゲンジボタルの里としても知られています。

宴も終わり、

みんなで囲んでいたこの円卓、裏を見たら、昭和5年とお寺のご住職のお名前が...。

え~っ、80年前!!!
円卓裏写真 円卓裏アップ
この日集まった皆さんの、ご両親や、ご祖父母も、
この円卓を囲んで、お酒を酌み交わしたり、お茶を飲んだりしてきたんですね~。

こちらには、集会所で使うような長机もちゃんとあります。
でも、仲間内で集まるときは、この円卓が登場するようです。
「80年も前のものだけど、鑑定に出しても3000円もしないよな~」なんて、
笑い飛ばしながらも、

「全員が同じ距離で、顔を見ながら話せるし、人が増えても詰めれば何人でも座れるから」

と、円卓を気に入っている理由を話してくれました。
これからも、皆さんのお子さんやお孫さんが、この円卓を囲むのでしょうね...。

ここでは、お寺を地元の皆さんが支えています。
西照院の本堂も、この建物も、お寺につづくスロープも
檀家の皆さんの寄進や協力でつくられたそうです。
寄進者の名前が書かれた板 お寺に続くスロープ写真
壁には、この建物をつくるために協力した方々のお名前が残されています。
その中に、ご両親やご祖父母の名前を見つけて、
「あれ、おやじさんじゃないの?」なんて、また話が盛り上がります。

この日、私は初めて「半檀家(漢字あっているかな?)」という言葉を聞きました。
どうやら、お墓のあるお寺が少し離れたところにある場合、
家の近くのお寺さんにもお世話になるので、
半分だけ(?)の檀家さんになるというような意味らしいです。

町中に住んでいると、お寺はお葬式や法事のときにだけお世話になるもので、とっても縁遠い...。
関心は、お坊さんにいくらお金を包むかということくらい。
でも、ここでは宗教とか信仰とかいうものを超えて、文化や生活の一部になっているようです。

今の私の生活の中で、新田野の皆さんのような地域との関わりは難しいけれど、

新田野に来るたびに、
自分たちの住んでいる場所に積極的に関わって、責任を持っていこうとする姿勢を、
ちょっとでも見習いたいなと思います。

テーマ:**暮らしを楽しむ** - ジャンル:ライフ

  1. 2010/06/25(金) 17:50:06|
  2. いすみ鉄道沿線
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